空き巣の代償

515 本当にあった怖い名無し 2013/01/07(月) 21:41:58.98 ID:4RPzcUGC0
書かせて

今から大体10年位前の話だけど空き巣をやってたのね俺。
そんで西日本のある地方都市の郊外にある一軒家に目をつけたんだ。
目を付けた理由としてはそこの家主が恐らく夜勤の仕事をしてて夜に家が空くのと、その家の周りは深夜は閑散として人通りもないような場所だったのね。
そこの家主が夜勤に出て行ったのを確認して侵入、金品を物色してさっさとトンズラするかって思った。
そしていざ金目の物を探すかと思ったときに何か物音がする。
何か固いようなものを噛んでるような、カリカリッというような音が台所の奥から聞こえてきた。
最初はネズミか何かだろうと気にしてなかったがだんだん音が少し耳につくようになったので懐中電灯で照らすとそこにその音源のモノはいた。

真っ黒い犬みたいなナニカ。
俺がそれを見て思った感じはそうだった。
ただ犬と違うのは体?の色が墨で塗りつぶしたような漆黒であったことと、なにやらそれがグニャグニャ蠢いていたこと。
暫く全身が硬直していたが、そのモノの動きが急に止まり、此方を向いた(実際目などはついていなかったが、凝視されたという感じがあった)。
その瞬間冷や汗が滝のように溢れ、俺は急いでその家から逃げ去った。

516 本当にあった怖い名無し 2013/01/07(月) 21:42:30.79 ID:4RPzcUGC0
それだけで終われば良いんだが、俺に憑いてきたのか俺の視界の隅に時々ソレがいる。
いるだけで害は無いんだが、見るたびに形が変わっていて気持ちが悪い。
最初は犬のようだったのだが、狸のようになり、猫のようになり、最近では人間の子供のような姿でうろうろしている。
そしてソレを見るときは大抵何か物音がする。
最初は固い物を齧っているような音だったが、最近では何か物を食べているようなクチャクチャといった音を立てている。
一昨日の夕方もその真っ黒なモノが視界の隅で蠢いていた。





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2017-03-03 09:24 : こわい話 : コメント : 0 :
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