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巾着




親戚のオジサンが亡くなった後の事。
亡くなった後、髪の毛を切って何人かが持ち帰ったそう。
それを手作りの巾着などに入れて家に置いておいた人達にだけ色んな事が起きる。
草履でぺたぺたと後ろを着いて来たり、廊下の端に本人が立っていたり。

「○○さ~ん」と音も無くスーッと追い掛けて来たり。
棺に寝かされていた時の格好(白い着物で頭に三角の布をつけていた)
だったらしく、好人物だったが皆が怖がった。
夢にもしょっちゅう出て来て、生きている人と同じ愚痴を言うらしかった。
「ポチの散歩行ってきたか」「庭の木に水をやれ」など。

四十九日で集まった際に、異変が起こると言う話になった。
坊様が「この世に未練と言うよりは、死んだと思っていない節がある。おかしい」と言い出す。
四十九日まで故人は軒下にいるはずなのに、あちこちに出るとは…となり、
皆が考え込んでいると誰かが「髪の毛!あんたら持ってるだろう」と。

確かに異変が起きるのは髪の毛を持ち帰った数人のみ。
坊様が「それだ!故人の遺髪など遺しては如何!」と全て回収し供養後、燃やして天に帰したらしい。
その後はパッタリ異変は起きなくなったそう。


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2018-10-27 21:29 : こわい話 : コメント : 0 :
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