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タクシー運転手




あるタクシー運転手のお話です。
タクシー運転手が人気のない郊外を走っていると、
一人の若い女性が手を挙げました。
女性を乗せ、行き先を聞くと、女性は俯いたまま
「まっすぐ進んでください・・・」と一言。
重い空気を軽くしようと、運転手は女性にいろいろ話しかけました。
でも帰ってくる返事は「はい・・・。」の一言。
すると、目的の場所に着きました。
女性は財布を取り出そうとバックの中を探しますが、
財布はどうやら家にあるようでした。

すると女性は
「お金を取りに行っても良いですか?」と言いました。
お金を払わず逃げるような人間ではないと思ったので、
「いいですよ」と返事をしました。
女性は鞄をおいたまま、家へ向かいました。
数時間後、女性は帰ってきませんでした。
変に思った運転手は、鞄を持って女性の家へ向かいました。
インターホンを押し、出てきたのは中年の夫婦でした。
事情を話してバックを渡すと、夫婦は泣き崩れました。
そして夫婦はこう言いました。
「娘は先日亡くなったのですが、この鞄は娘が生前使っていた物です」
と・・・
死んだ娘が幽霊になり、タクシーに乗って帰宅したのでした。
「運賃はおいくらでしたか?」という夫婦の問いかけに、
運転手は「運賃なんていりませんよ」と言って立ち去っていきました。



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2018-11-10 21:03 : こわい話 : コメント : 0 :
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