霊柩車

317 本当にあった怖い名無し 2012/07/29(日) 02:08:00.59 ID:LAS5FeLB0
あれは中2の夏休みに入ったばかりの事だった。
ちなみに今23なので10年くらい前の話。

夜、家でゴロゴロしてたら電話がかかってきた。それに出た母は焦っていた。
どうやら母方の祖父が危ないよう。
祖父は老衰で寝たきりだった。

という事で母の車で祖父の家に向かう事に。祖父の家は車で1時間ほどの所だった。
もうそう長く持たないとは思っていたので、せめて息の有る内に会いたいと母も自分も焦っていた。

夜の田舎道を母は車を飛ばした。自分は助手席で黙って祖父の事、思い出を思い返していた。


322 本当にあった怖い名無し 2012/07/29(日) 02:20:55.14 ID:LAS5FeLB0
田んぼに囲まれた一本道を走っていると前から対向車が走って来た。
それを見て自分はこんな時間にこんな所を車が走ってるのは珍しいなと思った。しかもやけにスピードを出してる。それも並のスピードではなかった。
驚きながらも祖父の事で気が動転していたし、深くは考えずに見ていた。
そして、すれ違う瞬間に俺は息をのんだ。
その車は霊柩車だった…明らかにおかしかった。

しかし、運転に夢中だったのか母は特に反応してなかった。
自分もなぜかその時、母に喋りかけようとはしなかった。
というより家を出た時からずっと2人とも無言だったので話しかける雰囲気ではなかったのかな。

そして、祖父の家に着いた時、祖父はすでになくなっていた。
そして、亡くなった時間は霊柩車とすれ違った時間とほぼ一緒だった…
この時は母も泣いていたし特にこの話をしなかった。

323 本当にあった怖い名無し 2012/07/29(日) 02:26:53.25 ID:LAS5FeLB0
その後、色々ゴタゴタしてる内にこの事は忘れていた。
というよりその時は話す事でもないかなくらいに思っていた。

だけどしばらく経った時によくよく考えたら、明らか不自然だなと思って母に尋ねた。
しかし、母はよく覚えてないし、なんかの間違いだろうと言っていた。

今となっては気のせいなのかもしれないけど、自分の中ではやっぱりはっきり見たのを覚えているし、祖父を乗せていたんじゃないかなぁとも思ってる。

関連記事
2017-04-08 13:10 : こわい話 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

PR

カテゴリ

検索フォーム

メールフォーム

PR