救急車

484 本当にあった怖い名無し 2012/06/18(月) 23:36:50.27 ID:Lg4sO7b40


最近ってか昨日のことなんだけどさ
友達と飲みに行って終電で帰ってきたの
俺の住んでるところはけっこう田舎でさ、街灯もあんまりないんだ。もちろん最寄駅は無人。
んでいつものように1人暮らししてるアパートまで歩いて帰ってたんだ。
あまりにも静かで暗い道はいつも通り、勝手知ったる我が道のように歩いてたんだ。
道のりも半分くらいに差し掛かったころ、後ろの方から救急車の音が聞こえてきた。
誰か病気にでもなったのかな、など特に気にせず歩いていたがだんだん音が近づいてくる。
振り返ってみて見ると長く暗い一本道を救急車が俺に向かってくるかのように走ってくる。
そんなにマンションやら民家やらがたくさんあるわけでもないので、あーもしかしたら俺のアパートの人が急病にでもなったのかなーとか思いながら再び前を向いて歩き始めたんだ。

救急車って通り過ぎると音が変わるよな、なんだったっけあの現象、ドップラー効果っだったかなとか考えてたら救急車が俺の横を通り過ぎた。
通り過ぎたと思ったんだ、けどなぜか救急車は俺の隣で止まった。
そこはちょうど街灯の近くで車内が見えた。後ろの席は当然中は見えない。前には救急隊員?みたいな人が2人。
その2人が、無表情でこっちを見ている。
あまりのわけわからなさと恐怖で俺も立ち止まってた。どれくらい見つめ合ったかはわからないけど、そのうち救急車は走り去っていった。
サイレンは鳴らさず、まっすぐ走って消えていった。俺はただ立ち尽くしたままそれを見ていた。
1人で暗闇のなかに取り残されてだんだん現実に引き戻されてくるとじわじわ恐怖が襲ってきた。



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2017-04-18 17:22 : こわい話 : コメント : 0 :
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