死に目

483 本当にあった怖い名無し New! 2012/04/22(日) 23:31:55.64 ID:Y1CoyPw20
物心着く前の話をする。

もう30年以上前の話。俺はひいばあちゃんが死んだ瞬間を今でもよく覚えている。
縁側に座っていたひいばあちゃんが動かなくなってパタリと倒れて死んでしまう。

大人になって、母親にその話をしたんだが、母親が言うにはひいばあちゃんの死に目には会えてないという。
縁側で一人、倒れて絶命していたらしい。その点だけは符号している。

臨終の日、俺は高熱を出していたらしい。母親が自転車の後ろに乗せて病院に連れて行こうとしていた。
祖母が心配で自転車で一緒に付いてきていたらしい。
熱でうなされていた俺が突然目を開けて叫びだしたらしい。

「ばあちゃん!死ぬよ!」

そういうとまた目を閉じてうなされたらしい。祖母は大層気持ち悪がったらしい。
そして病院に行き診察をしてもらって家に帰ったのだが
病院で別れた祖母から母親に電話かかってきた。
ひばあちゃんが死んだという知らせだった。

なんでも俺がうなされて自転車に乗せられ、病院に連れて行っている頃に死んだとのこと。

俺は高熱でうなされているときに、ひいばあちゃんが絶命するときに魂だけ飛んでいったとしか思えない、幼少の頃の不思議な話。

おわり
関連記事
2017-05-12 13:07 : こわい話 : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

PR

カテゴリ

検索フォーム

メールフォーム

PR