車中泊

254 本当にあった怖い名無し New! 2012/03/03(土) 20:39:16.63 ID:7cWpmPC50
皆さんは「車中泊」を御存知ですか?
そうです。文字通り車の中で寝泊まりするって事です。
近年「道の駅」等が普及し車中泊する人も増えたと聞きます。
震災時も避難所での煩わしさを嫌って車中泊を選択する人もいたと聞きます。
工夫次第でいつでもどこでも使えるラブホテルにも早変わり。
そんな感じで旅行目的で数日間車中泊したり、気軽に近場で車中泊する人もいたりで色々です。
車中泊してると実に色々な経験をします。

人もいない民家も灯りさえも無い山奥の空きスペースで車中泊したり
観光地の無料駐車場で車中泊したり
河原で車中泊したり
してきましたが色々ありました
何から書いていいやら・・・

265 本当にあった怖い名無し New! 2012/03/03(土) 23:11:41.68 ID:7cWpmPC50
では、まずは最新の車中泊体験談を
創作ではないので・・・リアルな体験談をありのままに
今でも時々あの恐怖が突如甦る

その日は、2泊3日の予定で気ままな車中泊旅を満喫していた。
本日の車中泊の寝場所も探しながら、山の景色に目を配る。
民家や旅館が近い場所だと白けるし、かといって人の気配が無さ過ぎな場所では危険が潜む。
程良い空きスペースに辿り着くまでの工程も楽しみの一つである。
そんなこんなで車中泊の初日は、温泉巡りの為に山道をひたすら走っていました。
予めネットで調べた各々の温泉を目指し何もかも順調に進んでいました。
山奥では極端にガソリンスタンドも少ない。燃費には細心注意が必要だ。
自販機さえ滅多にお眼にできない。飲料水と食料の買い溜めも大事なポイント。
故に民家も無い山道での故障トラブルは最悪の事態となる。携帯の電波状況の把握も大事となる。
川のせせらぎが耳に届き始め、日が沈みかけた山道では木々か陽を遮り一気に暗くなる。
車のライトを点けクネクネした狭い道を進む。
気付けば対向車も後続車にも遭遇しなくなっていた。
元来からオカルト好きで廃墟巡りなどもしていた自分にとっては最高のシチュエーションだった。
このスレも何度か拝見していた。この状況がネタになるかな?頭の中で予感が過った。
そんな寂しさと恐怖の恍惚感がマックスに達した時、前方に人影が見えた。
車のライトをハイビームに切り替える。
ようやくこちらの車の存在に気付いたのか、歩調を緩める人影。
こちらも車のスピードも緩めると、人影は眩しそうにライトを避けるように手で目元を覆いながら振り返る。



268 本当にあった怖い名無し New! 2012/03/03(土) 23:28:58.23 ID:7cWpmPC50
車中泊その2

パッと見た感じだと30代前半の女性のようだ。何か言いた気な雰囲気が全身の仕草から伝わってくる。
左側のパワーウィンドウを少し開き、「どうかしましたか?」と問いかけると、
「〇●旅館は御存知ですか?」と聞いてくる。その女性の声を聞いた時の第1印象なのだが・・・アニメの声優のような?独特な声なのだ。
「え~~~この辺は・・・旅館は無いんじゃないかなぁ?・・・まだまだ何10㎞も先ですよ」
「・・・そうなんですか・・・」
「よかったら車・・・乗っていきますか?」
「いえいえ・・・悪いので・・・」
「そうですか?・・・でも、もう山道も暗くなるし・・・どうぞ乗ってください」
「そうですかぁ?では。」
女性を車に乗せ、山道を走り始めた。
乗せておきながらではあるが、こういう時って何から話したらいいのだろう。
皆さんがこういう状況に遭遇したら・・・何から話すでしょうか?
ヒッチハイカーは何度か乗せた事もあるし、いずれも楽しい思い出となっていたので
見ず知らずの人を乗せるという恐怖の先入観が、他の人よりも薄れていたのだろうか。
この先、あの女性を乗せてしまった事に後悔する事になるのだった。
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2017-05-24 21:21 : こわい話 : コメント : 0 :
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